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第二章 共有 第三話

Penulis: 夏目若葉
last update Tanggal publikasi: 2025-04-03 18:21:45

「朝日奈さんも食べなよ。これ、美味しいよ」

「それはよかったです。で、デザインの件ですが……」

 マドレーヌの話をバッサリとぶった切り、仕事の話へと無理やりシフトした。

「僕、最初に言ったと思うけど、ブライダルドレスはデザインしたことがないんだよ」

「はい」

「正直、まったくイメージがわかない」

「えぇ?!」

 まったく? 少しも? 全然?

 そんなことを今更言われても困る。まさか、できない、というのだろうか。

 それなら何故引き受けたのかと言い返したくなる。

「いい加減な仕事はしたくないんだよね。だからさ、イメージが湧くように朝日奈さんが努力してくれなきゃ」

「わ、私が?」

「だってそうでしょ。だいたいね、朝日奈さんの頭の中に描いてるイメージ、持ってきた書類だけで僕に全部伝わってると思う?」

「それは……」

「頭の中のイメージだよ? それを形にして表現するのが僕の仕事かもしれないけど、他人の頭の中のイメージを100%理解するのは無理」

 私は今回の企画のためのいろんな資料を、次々に慌ててバッグから取り出した。

 言われていることはわかる。

 だとしたら、1%
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